玄関に入ると無垢の木目がある生活。
2019.5.28
なんていかがでしょうか?
(ジャンバーが写っているくらい)少し前のリフォーム工事の現場に取付させていただいた「無垢板」のお話です。
和風の住宅では珍しくありませんが、今の新しい住宅ではあまり付けられなくなったもので、玄関から靴を脱いで床に上る時に大きな段差がある様な造りの場合、その段差を解消するため取り付ける「式台」と呼ばれる部材があります。
今回のリフォームでは、いわゆる土間の部分を玄関ホールに作り変える工事だったのですが、現況の床との段差が30cmほどあるために一歩で頑張って上がろうとすると、つまづいて転倒してしまった、年々玄関を上がるのが大変になってきた等々、危険がいっぱい!な玄関になってしまいます。
そこで、そんな大変さを緩和してくれる「式台」の出番がやってきます。
式台を土間と床の高さのやや半分の位置に取り付けることで一般的な階段の段差と同じ位の高さになります。これで家の出入りもラクラクです!
ちなみにこちらでは、丸中でストックしてある木材の中から【キハダ】と言う木を選んで加工しました。選んだのは、木目がハッキリとしていて木目が美しい事と、この【キハダ】と言う木は別名【スコノキ】と呼ばれていたりするのですが、その名前から言葉遊びですが「健(スコ)やかに」という願いを込めて使わせていただきました。